東京文化戦略2030
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7文化プログラムを通じて生まれた以下の状況をレガシーとして文化戦略に反映し、未来に継承・発展させていきます。東京2020大会 文化プログラムのレガシー多くの人が鑑賞・参加できる事業をまちなか含め都内各地で多数実施し、誰もが芸術文化に気軽に触れられるようになってきた。また、オンラインやSNSの活用などにより芸術文化の楽しみ方も増えた。芸術文化の多様性や包摂性を活かした事業や施設のバリアフリー化に積極的に取り組み、多様な価値や一人ひとりの個性を認め合える共生社会に向けて着実に歩を進めた。新しい技術・表現方法へ挑戦する機会となり、アーティストの創作意欲・経験値の向上につながっている。国内はもとより、海外も含めた芸術文化団体等との強固なネットワークが構築されつつある。芸術文化は人々の心を豊かにする力があり、コロナ禍でも文化の灯を絶やさず事業を実施したことで、芸術文化に対する人々の理解が一層促進された。

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