35東京に集中している企業の経営層や個人事業主には、芸術的視点が仕事に刺激を与えると考えている方が多くなっています。また、若い世代ほど同様の関心も強く、この傾向が続けば、芸術文化に関心を持つ企業等は増加すると想定されます。このような企業等と芸術文化の接点を提供できるような施策を展開することが有効です。市場における流通が比較的盛んな美術分野においても、芸術文化活動を主な収入源にできているアーティストは少なく、作品の流通市場の活性化を求める声が大きくなっています。2戦 略職種別 「芸術的視点は、あなたの仕事において重要である」と思う割合(「そう思う」合計)年代別 様々な事柄における芸術的視点の重要性について東京都及び東京都歴史文化財団に⦆「制作したアート作品が取り引きされる市場の活性化」を求める割合(分野別)世界の美術品市場国別割合(2019年)出所)アート東京・芸術と創造「日本のアート産業に関する市場レポート2019」(2019年9月調査)※14の職種にて比較。サンプル数が多いもの(500以上)のみ 掲載。出所)アート東京・芸術と創造「日本のアート産業に関する市場レポート2019」(2019年9月調査)出所)「アートにエールを!東京プロジェクト(個人型)」事業実施に関するアンケート(2020年11月調査)出所)アート東京・芸術と創造「日本のアート産業に関する市場調査2020」(2020年9月調査)個人事業主・店主1,169企業等の経営者・役員719営業・販売2,131経営・事務企画637技術開発・設計679情報処理(システム)632人事・総務・経理1,664製造・生産・品質管理演劇舞踊美術音楽映像伝統芸能1,14938322626232323192220代30代40代50代60代70代2424222020313761324018サンプル数割合(%)(%)(%)(芸術的視点は、あなたの仕事において重要であると 「そう思う」合計)44%アメリカ(3.2兆円)イギリス(1.4兆円)中国(1.3兆円)フランス(4,900億円)その他20%18%7%11%世界の市場規模約7兆円図表7図表8図表9図表10日本3.2%(2,270億円)(相当)
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